① 夏前ステージ、最終局面
ずっと言ってきた。
中学受験のカギは大きく3つのステージだ。
①夏前ステージ
ここで毎週の勉強の流れが作れるか。
また、やる気が足りない、勉強習慣が弱い系の男子はこの時期でなんとかしたい。
まずは受験生として戦える土台を作る期間だ。
スタートダッシュが有利なことは間違いない。
②夏休みステージ
夏前ステージで見えた反省点や改善点を、チームで解決する期間。
時間の融通が利くラストチャンスでもある。
夏のキーワードは、
「時間」。「知恵」。「チーム」。
そして「唯一無二」のオリジナル作戦。
そのあたりだ。
ひとりひとり立ち位置が違う。だから解決策も人それぞれ。
塾はペースメーカーとして重要だが、
みんなと同じこと、今までと同じことをやっているだけでは差は埋まらない。
また、やる気や習慣系が課題の生徒は、この夏終わりを一つの「期限」にしよう。
そこで変われないなら、中学受験という戦い方自体が合っていない可能性もある。
中学受験がすべてではない。
幸せへの道は他にもたくさんある。
③秋ステージ
9月、10月、11月、12月。
この時期の模試平均は、かなり高い確率で入試結果と一致する。
その現実を認める。
だからここの結果を出すことに全力を注ぐ。
今は、その最初の山場である夏前ステージが終わろうとしている。
7月5日の合不合判定テスト。
サピックスオープンも同日だ。
6年生にとって、1学期最後の大きな試合が近づいてきた。
首都圏ではNNや日曜特訓の資格。
九州でも夏期講習のクラス認定など。
それぞれの地域で大きな節目になるテストだ。
うちの生徒たちも、この7月5日を通過して夏へ入っていく。
いよいよ佳境だ。
② 7月5日 合不合・サピックスオープンまであと2週間
多くの6年生にとって、1学期最後の大きな試合だ。
もちろん結果にはこだわろう。
ただし、忘れてはいけないことがある。
大事なのは、結果で現在地を見極めること。
「これは解けていた」
「たまたまミスした」
そういう話はもういい。
秋に結果を出すために、
今、何が足りないのか。
何を変えるべきなのか。
そこを見る。
言い訳ぐせも改善候補の一つだ。
大事なのは夏の作戦会議だ。
何が足りなかったのか。
何を伸ばすのか。
どう時間を配分するか。
お父さん、お母さん、本人、先生。
チームで夏を設計してほしい。
夏休みは、成績の順番が大きく変わる最後のシャッフルタイムだ。
③ 1日1日 1問1問を大切に
今の1週間は、春の1週間とは重みが違う。
野球で言えば、
1回表の1点と、
8回裏の1点では重みが違うのと同じだ。
1球、1球を大切にするように、
目の前の1問、1問を大切にすること。
夏休みからはもう新しいことは習わないから、
焦らず1つ1つ。
こなす、ここまで進める、
ではなく、
1問1問と大切に向き合うこと。
心と体を整えて、1問1問 積み重ねろ!
④ 夏はもう始まっている いい「準備」を
夏休みに入ったら頑張ろう。
そう考えている生徒は多い。
しかし、夏に伸びる生徒は、夏前に準備が終わっている。
えんぴつや消しゴムをそろえるのも準備。
チームで分析して方針を出すのも準備。
心と体を整えるのも準備。
サッカー日本代表の選手たちのインタビューを聞いていると、
必ずと言っていいほど出てくる言葉がある。
「いい準備をしたい」
だ。
これは今に始まった話ではない。
10年以上前から、選手たちは同じことを言い続けている。
本番の結果は、本番で決まるのではない。
準備で決まる。
受験も同じだ。
6年生はいよいよ佳境。
7月5日まであと2週間。
知恵を絞れ。
チームで話せ。
そして、いい準備を。
