① 日本は世界一になれる。
おれは、日本は世界一になれると思っている。
海外に行くたびにそう思う。
日本は清潔だ。
時間を守る。
他者への配慮がある。
世界に誇れる精神性がある。
だからこそ、もったいない。
一つのミスで人をよってたかって引きずりおろす風潮がある。
バツがついた人への偏見が強い。
考えるのをサボって、多数派や肩書きのある人の声に乗る。
その一人ひとりの浅い言動が集まり、
勢いとなり、
世論となり、
社会を動かしていく。
日本に足りないのは能力じゃない。
政治でもない。
制度でもない。
個のレベルアップ。
自分で見て、
自分で考えて、
自分で判断できる力だと思う。
② 人は自分の畑しか見えない
人は、自分の専門では本質を外さない。
でも専門外になると違う。
知らない。
経験もない。
だから答えっぽい言葉に流される。
その言葉が、
勢いになり、
世論になり、
社会を動かしていく。
例えば、俺の専門でいくと、中学受験。
「詰め込み。」
「子どもがかわいそう。」
「中学受験は必要ない。」
でも、根拠や論拠を聞くと笑ってしまう。
現場や子どもを知らない。
中学受験は今も進化し続けている。
時代に合わせ、
親に合わせ、
子どもに合わせ、
現場は変わり続けている。
サーフィンも同じだ。
事故が起きると、
「海に入るな。」
「自己責任だ。」
そんな声が並ぶ。
でも現場は違う。
事故は本当に悲しいことだが、世間がイメージするような無謀で非常識なサーファーは、ほぼいない。
みんな真剣だ。
逆に、おれも同じように知ったかしてしまっている時がある。
専門じゃないニュースを見て、
「けしからん。」
と思うことがある。
でも、それは本質じゃない。
「知らないことは、わからない。」
専門家が言うから。
みんなが言うから。
それだけで答えを決めない。
わからないことは、
自分で考える。
それが個のレベルアップなんだと思う。
③ サッカー日本代表
おれはサッカー部だった。
ドーハの悲劇の時は中3だった。
寮で特別に見せてもらえた。
ロスタイムの同点ゴールで、
時が止まったのをはっきり覚えている。
昔の日本代表は、
世界と戦うたびに同じことを言っていた。
「個で勝たないと勝てない。」
だから選手たちは世界へ出た。
ヨーロッパで戦った。
一人ひとりがレベルアップした。
そして今、日本代表は確実に変わってきている。
まだ世界一には遠いことは思い知らされた。
でも、確実に近づいている。
社会も同じだと思う。
日本をもっと良くしたいなら、
答えは同じ。
個のレベルアップ。
強い社会は、
強い個から生まれる。
④ ひなたひかりが目指すもの
だから、おれは勉強だけを教えたいわけじゃない。
育てているのは、
自分で考えられる人だ。
深く見る。
感じる。
考える。
わからないことは、
「わからない。」
と言える。
賢いやつほど、賢ぶらない。
みんなが言うから。
先生が言うから。
ネットに書いてあるから。
そんな理由で答えを決めない。
答え探しに走らない。
答えは、
自分で作るものだ。
そんな一人を増やしたい。
その個が集まれば、
家族が変わる。
学校が変わる。
社会が変わる。
日本は世界一になれる。
世界の模範にもなれる。
そのための教育だ。
