①初動のタイミング
頭いい系男子。
ただ、まだ本気は出したことのない男子。
確実にセンスはある。
バッティングセンターでは打てる。
でも試合では打てない。
入試問題で
バッティングセンターの球は、ほぼ来ない。
いずれ通用しなくなる。
だからどこかで一回、
覚醒が必要だった。
このタイプの男子は覚醒したら伸びる。
5年後半からの出会いで、
そのタイミングをはかっていた。
② 今だ。
2月から6年になり、
1週間の分量も増えてきた。
組分けだけでなく、合不合やNNなどの「試合」がはじまる。
打てない。
本人はまだ小学生で
環境の変化を言語化できない。
ここだな。今だな。
おれは伝えた。
「それは言い訳なしのサボりだ」
「それはその先生のせいにしてるだけだ」
と。2つ。
優しい先生が、本当のことを言った。
一回止まった。
空気が止まった。
休憩を入れて、切り替えて、問題を解きまくった。
そこからの集中力はすごかった。
ただ、まだ無言。冗談はなし。
初めて怒られた男子の顔だった。
その週はお母さんにも相談して、
組分け直前補習を入れた。
こっちの本気を形としても見せるために。
補習は最高の成果だった。
スピードも空気も全部ハマった。
こんなに「テスト勉強」を
ちゃんとしたのは初めてだろう。
組分けの結果は、それなりに出た。
初めて「やった」という感触が残った。
小さな成功体験が積めた。
初動だ。
そして、ここが底だと思ってる。
③ いったん満足
次の週、落ちた。
これは予想できた展開。
性格上、ある程度満足して元に戻る。
練習してない。
だから1週間分の狭い範囲の週テストでも
試合で全然打ててない。
おれはここで危機感MAXだった。
習慣は簡単には変わらないということだ。
このままだと間に合わない。
覚悟を決めて、もう一度伝えた。
「ここで覚悟を決めないといけない」
そんな精神論だった。
正直、おれに焦りがあった。
④ 少し誤算、から勝ち筋が見えた。
おれの精神論は少しズレた。
危機感を伝えることはできたが、
少し反発を招いた、少し落ち込んだ様子だ。
おれは考えた。
ここの本質は、
おれは物申す立ち位置を間違えてる。
お前の人生だからお前次第だ的な。
確かにそうだが、チームなんだから。
それはプロじゃない。
おれの20年の経験をもう一度整理して、
今回の件と照らして、たどりついた。
男子が伸びるときはいつか。
「先生と連動してるとき」だ。
気づいた。
これ、俺も同じフェーズにいる。
業務委託してた会社が飛んで、
自分の依存、甘えに気付き、
自分の塾を加速させるフェーズ。
やることは見えてる。
でも、形にするスピードが遅い。
・センスはある(狙い、方向性はあってる)
・でも量が足りない
これ、まんま同じだ。
バッティングセンターでは打てる。
でも試合では打ててない。
まったく同じだ。
だから
・同じ初動
・同じフェーズ
だ。
お母さんがフォローしてくれて、
まだチャンスはある。
つぎ、しっかり伝えていきたい。
簡単にいうと、
おれも同じなんだ、
一緒に試合で打とうぜ
っていうノリだ。
このパターン、勝てるパターンだぞ。
⑤ 次のステージへ
もうメンタルの話はもう終わった。
あとは実をとるために、いい授業を積み重ねる。
・連動
「一緒にやる」
俺もやる
お前もやる
「男子はここで動く」
を証明しよう。
あれが初動だった。
あそこが底だったな。
と来春にふりかえろう🌸
底で掴んだものは、ハネる。

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